介護福祉士とは
「社会福祉士及び介護福祉士法」に定められている国家資格です。身体や精神の障害があることによって日常生活を営むことに支障がある人の入浴、排せつ、食事など生活上必要な介護を行い、またその人やその介護者に対して介護に関する指導を行う専門職のための資格です。社会福祉士が「相談員」「ソーシャルワーカー」のための資格であるのに対し、介護福祉士は「介護職員」「ケアワーカー」のための資格となっています。
介護福祉士が活躍している職場は?
介護福祉士になるためには?
介護福祉士になるためには、大きく3つの方法があります。
- 介護福祉士養成施設(短大・専門学校で2年間等)へ入り、一定の科目を修めて卒業と同時に取得する。
- 介護の実務経験3年を積み、国家試験受験資格を得た後、国家試験(筆記及び実技試験)を受験する。
- 福祉系高等学校(福祉科がある高校、もしくはNHK学園高等学校専攻科の通信過程)を卒業後、国家試験(筆記及び実技試験)を受験する。
愛媛県で資格が取れる学校は?
資格が取れる介護福祉士養成施設
● 聖カタリナ大学
● 今治明徳短期大学
● 河原医療福祉専門学校
受験資格が取れる福祉系高等学校
● 松山学院高等学校
● 川之石高等学校
国家試験の合格率はどのくらい?
財団法人社会福祉振興・試験センター
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-5-6 SEMPOSビル4階
TEL 03-3486-7559 (24時間対応テレホンサービス兼FAX情報サービス)
TEL 03-3486-7521 (試験室専用)
ホームページ http://www.sssc.or.jp/
※なお、国家試験は、例年ほぼ同じスケジュールで資料請求、受付等行われます。
※下記はあくまで目安であり、実際と異なる場合があります。
- 資料請求 7月中旬~9月初め
- 受験申込 8月中旬~9月初め
- 試験日 筆記試験:1月下旬の日曜日、実技試験:3月上旬の日曜日
- 合格発表 3月末
関係団体ホームページ
公益社団法人 日本介護福祉士会 http://www.jaccw.or.jp/home/index.php
(注意1)「社会福祉士及び介護福祉士法」の改正により、平成29年度(第30回)から、養成施設ルートが介護福祉士国家試験の受験資格となります。なお、養成施設を平成33年度末までに卒業する方は、卒業後5年の間は、国家試験を受験しなくても、または、合格しなくても、介護福祉士になることができます。この間に国家試験に合格するか、卒業後5年間続けて介護等の業務に従事することで、5年経過後も介護福祉士の登録を継続することができます。平成34年度以降に養成施設を卒業する方からは、国家試験に合格しなければ介護福祉士になることはできません。
(注意2)実務経験ルートで受験を希望する方は「実務経験3年以上」だけでは受験できません。
(注意3)平成20年度以前に福祉系高等学校(専攻科を含む)に入学し、卒業した方、特例高等学校(専攻科を含む)を卒業し、9か月以上介護等の業務に従事した方が、「実技試験の免除」を申請する場合は、「介護技術講習」を修了する必要があります。
「実務者研修」の修了で実技試験が免除になるのは、「実務経験ルート」と、「経済連携協定(EPA)ルート」の方のみですのでご注意ください。